毒親

 

正月休みで実家に帰省している。

 

前にも書いたけど、僕は他人が休んでいる時に燃えてくるタイプ。

こういう大型連休になると、自主練、自主勉、仕事をする。

 

というわけで、今日も普通に実家で仕事をしている。

 

でも、ぼくの気分を害する人がいる。

母親だ。

 

彼女から褒められた記憶がぼくにはない。

ぼくが一生懸命に努力をしていても彼女は欠点を指摘するだけ。

何時間勉強しても褒めないし、部活が終わってから帰宅し夜ランニングに出かけても褒めない。

テストでクラスで一番の97点を取っても、3点ミスしたことを責める。

そういう人だ。

 

ぼくが仕事をしていると「サラリーマンなんて所詮会社の歯車なんだから、そんなに頑張るべきじゃない」と彼女は言ってきた。

 

 

ぼくは実家にいると息が詰まる。

ここにいるとメンタルがおかしくなる。

高校を卒業したら早く実家から出たかったので、大学時代は実家から遠い場所で一人暮らしをした。

社会人になっても地元には帰りたくなかったので、東京で就職した。

 

 

今回帰省しても、やっぱりここには来たくないと思った。

子供の義務として親に顔を見せなければと思って時々帰省をしていたが、何度帰ってもストレスしか感じない。

 

大学生になってから毒親という言葉を知ったが、母はまさにこれだと思った。

彼女は虐待をしているわけではない。暴力を振るわれたことはない。一定の愛情もあると思う。

だけどやることなすこと否定をされるのは辛いものだ。

父親は褒めもしないが、気に障るようなことは何も言わない人なので、こういったストレスは感じないのだが、酒に酔った父に殴られたことはあった。

 

やっぱりこういう親を持つとメンタルは病んでしまう。10代の頃に鬱病になったこともあった。

アダルトチルドレンというやつらしい。

 

何とか克服できたので良かったが、
毎日自殺を考えていたし、自殺をしようと行動も起こした。死んでいても不思議じゃなかった。

 

今、ぼくがこうして生きているのは運が良かっただけだと思う。

ヤバい時にたまたま救いの言葉をかけてくれた親友がいたことがすべてだった。

彼がいなければ今こうしてブログを書いていることはなかっただろう。

 

その優しい彼も、学生時代に交通事故で逝ってしまった。

いつか恩返しがしたいと思っていたけどもうできない。

 

生きるというのは過酷だ。

 

2018年12月31日。

今年もあと6時間あまりで終わる。

来年は良い年になるだろうか?相変わらず過酷だろうか?